コンピュータ言語の今昔

IT関連(コンピュータ)は「ドックイヤー」と言われます。
つまり1年が数倍の早さで流れる業界ということです。

その業界を基幹から支えているのが「ソフトウェア」なのです。
ソフトウェアはなにから出来ているかと言えば「コンピュータ言語」です。
コンピュータ言語も時代の流れに沿って流行があります。

・銀行や保険、大企業の基幹システムなどの汎用系で定番:COBOL
・組込製品やUNIXなどのワークステーションでよく使う:C
・最近ではWEB系の開発でよく利用される:JAVA、Perl、PHPなど
その他にも数え切れないほど存在します。挙げていけばきりがありません。

これらのコンピュータ言語は毎年のように生まれ、そして消えていきます。ソフトウェアを作り出す職人「プログラマー」はコンピュータ言語の流行りを的確に判断し短期間で習得し、実践することが求められます。すぐに流行りは変わりますし、競合するコンピュータ言語は出てきますから、ひとつの言語を習得したら「あがり」というものではないのです。

いわゆるこの業界の「プログラマーの35歳寿命説」はここから来ています。年齢については諸説有りw。数倍の早さで走り続けるのはつらいからです。

2006年に来る言語はなにか

話を戻しますが、今年のコンピュータ言語の流れを予想してみたいと思います。
WEBシステムの開発と言えば、「JAVA」というほどの存在になってきました。今年もそれは変わらないと思います。但し一時期のCOBOLやCのようにシェアを握り出すと衰退が始まるという経験から、今年がピークと思います。

ほかのコンピュータ言語に目を移しますと、「PHP」は伸びる予感がします。プログラマーを支援する「開発ツール」などがしっかりしてくればの話ですが。

コンピュータ言語ではないのですが、「リッチクライアント」というキーワードが表にでてくると思います。これだけWEBが使われ出すと、使って満足する時代は終わり、もっと使い勝手のよいWEBを求めるようになります。
それを解決するのがリッチクライアントなのですが、まだこれだというコンピュータ言語は見あたりません。

最後に家庭製品や工業製品のなかに組み込まれるソフトウェア(「組込ソフトウェア」)は海外主導のソフトウェア業界において唯一日本が強い分野といえます。この分野でも最近は中国などの海外に投げたり、海外から買ってきたりする話を聞きます。
製造業でも同じようなことをして痛い目にあったことを忘れたのでしょうか。日本の経営者たちもそんなにバカではないと信じています。

今年は組込ソフトウェアが見直される年になると期待しています。この場合使うコンピュータ言語は定番の「C」となるでしょう。

#今年は業界として「システム障害」の少ない年でありますように(ダメ?)